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谷保天満宮境内での御神輿の宮入り宮出しの儀は、5年前の「菅公1100年祭」に次いで今回が2回目。
境内は、一堂に結集した町内の御神輿とこの珍しい儀式をひとめ見ようというギャラリーで、ひといきれ超満員。
ふつう、お祭りの御神輿といえば、神社の境内で宮司の祝詞をうけて出発し、まちなかを一周して、ふたたび境内にもどってくるものだが、谷保天満宮では1100年もの間、境内に町内の御神輿が入ることが禁じられてきた。
その理由がどうもはっきりしない。
しいて言えば「それが昔からの伝統だから」ということらしい。
そのかわりに、万灯(まんとう)と呼ばれる巨大な花笠山車がお祭りの主役をつとめつづきけてきたのだ。
もちろん御神輿行列もあるのだが、肝心の境内に入れないため、どこか脇役的な存在だった。
ところが5年前の「谷保天満宮 例大祭-菅公1100年祭」の折、「町内の御神輿を境内に入れてほしい」と地元青年会(※と云っても、みなオッサン)が立ち上がり嘆願、その後谷保天満宮と根気よく交渉を重ね、ついにこれが許された。
ただ、天満宮側からの条件がついたのだろう、御神輿が境内に入れるのは”神幸祭”が開催される5年に1度の例大祭に限って-ということになっているようだ。
そして「菅公1105年祭」にあたる今年は、史上2回目の「宮入り宮出しの儀」。
前回見逃してしまった私にとっては、はじめての体験。
観ているだけで興奮するし、青年会の思いを想像すると胸が詰まってくる。